【ＦＣ】MOTHER

MOTHER（任天堂）
ジャンル：RPG
環境：SWITCHオンラインファミリーコンピュータ
発売日：１９８９年７月２７日
価格：６，９４１円
今日現在の駿河屋の価格
箱説あり：１９，０００円
ソフトのみ：３，１６０円

さて…MOTHER…人はみな口を揃えて名作だという…
私ですか？…自分でやるのは今回が初めて！！！

いやね…周囲は皆やっていた気がしますがネ…
私、この頃PCエンジンやってたんで！！！

本日は任天堂の名作RPG…
エンディングまで泣くんじゃない！！
MOTHERをご紹介…

しかし…しばらく見ない内にお高くなったのね！！
今回は最近更新していなかったSWITCHオンラインの更新ついでにやっておりますが…
一応部屋のどこかに１０年くらい前に二束三文で買った完品があったハズ…

しかし、SWITCHオンラインならタダで遊べちまうってのはイイデスネ

私のアイコンは一体何なんだろう…
MOTHER…やっていきましょうか…

さてさて…ネームエントリーから…
おぉ…随分と色々な文字が使える！！
当時はネ…濁点すら１文字扱いとか結構ありましたからねぇ…
名前に濁点があるヤツは自分の名前を付けられなかったりとか…

って事でパーティの名前を決めたゾ…
ゆうすけの大好物はハタハタだ！！あのブルジョアめ！！

さて…私はマザーの何も知らない…
ほほぅ…こういうストーリーだったんですねぇ…
って事は母であるマリアを探しに行くってストーリーなのかしら…？

いや…違うみたい…だって、８０年くらい経っちゃってるジャン！！

あぁ…これだこれだ…友人の家で眺めていましたわ…
単色で且つ妙に無機質で広い部屋…

この世界観が妙に当時怖くてネ…
今は大概のことでビビりませんが、当時はビビりだったんで…

電気スタンドが追いかけてきた？

野郎ッ！やろうってか！？
戦闘はコマンド方式…オート戦闘などもあり当時にしてはカナリ手のこんだ作りになっていますわね。

この…妙な無機質さと広さがネ…ヤッパリ怖いよね…

妹の部屋で暴れる電気スタンドも破壊し…

他の妹の部屋の暴れる人形も破壊し…中から古いオルゴールを獲得…
どうやら家での騒ぎは収まったみたい…

あれ！？マザーが居るじゃん！！
っと、どうやら父は不在のようで…丁度父から電話がかかってきました…
どうやら先程の騒ぎはラップ現象らしく…祖父が怪しげな研究をしていたということで
祖父の部屋の鍵を探して調べるように言われます。

ナルホド…祖父がジョージだったんだな…
さて、鍵の在り処ですが、カンタンなヒントと一緒に重要コマンド
『チェック』の使い方もチュートリアルしております。
こういう流れるようなコマンド操作の解説はさすがは任天堂ですわ…

武器などは使う事で装備するみたい…

さて…地下室でマップと祖父の日記を手にしたゆうすけ…
別に冒険せねばならない流れは無かったんですが、母親の後押しで大冒険に出るハメに…！

ぬぉ…何だこの…抽象的な地図はッ！

しかし、当時友人宅でぼけーっと見ていただけでしたが…
サウンドが非常に良いですねぇ…眠くなるわ…

登場人物もいい具合にいい加減だったり、何と言うか任天堂っぽいなぁ…って感じで…

しかしネ…後に徳川埋蔵金の人が監修していると聞いた時はびっくりしましたよ…
あの人、インチキ考古学の人だと思っていたので…

そして関心するのは金銭のシステム…
敵を倒すことで経験値は得られますが銭は得られず…
ただ、父親が定期的に口座にお金を振り込んでくれていて、それをキャッシュカードで引き落とすというシステムはビックリ！

…今だと手数料とか引き落とし上限とか出てきそうですが…！
あと、違うフィールドに入ると突然音楽が変わるってのもドキドキするね！
こう…妙な無機質感のある世界観が雰囲気を加速させとりますわ…

会話も妙に面白いんですよねぇ…

うぉ！二人になったら曲が変わった！！
この曲は聞き覚えがあるわ！！

RPGあるあるのお遣いイベントも…
何と言うか流れ的に受け入れなければならなそうな会話に落とし込んでいるのが面白い…
ナルホド…コイツはホントいいゲームっぽいぞ？

謎解きもなかなかに頭をつかうというか何と言うか…
驚くほどに広いフィールドを彷徨い、謎に迫るのだ！！！


…っと、MOTHER


戦闘なども様々な補助系魔法を使って工夫しないとボス戦が辛かったり…
アイテムの所有数も限られているので、アイテム管理もなかなか大変…
しかしそれが面白い…
ナルホド…コレはネ…名作ってヤツですわ…！
FC版はチョットお高いですが、WiiUのVCでも配信…
あとはSWITCHオンラインでタダで遊べるのは嬉しいですねぇ…
GBAにも１と２がセットになったのが出ておりますが、そちらも良いお値段だったり？

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Comments

[1.]

ゆうすけはルーツが秋田にあるのか…
ニクい好物ですね
子持ちだとより美味しいんですよ
日本海側は食する方は結構いらっしゃる印象
取れ立ては刺身でもいけます

[2. エンバペ]

エンディングまで泣くんじゃない
有名なフレーズですが
実は糸井重里発案じゃなかったりします確か任天堂の部長辺りが考えたのを採用したのだとか
穏やかな音楽が懐かしいです
お子様向けだけど少年や大人でも楽しめる良作ですね２までは

[3. 名無しの猫]

ＲＰＧと言えば剣と魔法だろうって感じだったから当時は全く興味持てなかったな
今なら現代が舞台でも気にならないけどね
友達は持ってたかなぁ、イマイチ思い出せん

オンラインのSFCの方には２もあるね。

[4. ぽえん]

＞人はみな口を揃えて名作だという…
残念ながら自分は名作だとは考えていません。
当時にしてこの世界観やキャラは唯一無二でしょうが…RPGジャンルとしては難アリかなと。マップが広すぎてもう、序盤にダンカン工場ってのがありますが…自分はここで二回挫折しています。戦闘バランスもヤバかった、ゲーム後半はエンカウントしただけで大ピンチって感じ…離脱魔法必須でした。
こういった問題もスイッチオンラインならなんとか許容できそうなので、弁当箱様も是非クリアまで頑張ってみて欲しいところ。

[5. 弁当箱３６０]

＞　さん
ゆうすけのルーツは…実は九州！！！
何だかネバネバしているのが好きらしいですわ…

[6. 弁当箱３６０]

＞エンバペさん
あのフレーズは重里じゃないのか！！
パーティ組んだ時のサウンドが…何と言うか…友達の家でお菓子食いながら眺めていた記憶を呼び起こしてナツカシイような悲しいような…
今、倍速使えるレトロフリークでGBA版をやっていますわ…

[7. 弁当箱３６０]

＞名無しの猫さん
剣と魔法…判りますわぁ…私もどちらかと言うとそんな感じだったかもしれません。
ただ、友達がやってるのはしょっちゅう見ていましたねぇ…
同じボス戦を延々とやって…会心が出るのを待つプレイをしていたので…多分アイツは頭が悪かったんだろうなぁ…っと…

[8. 弁当箱３６０]

＞ぽえんさん
現在レトロフリークでGBA版をプレイ中ですわぁ…
ホントマップが広い！！！
工場って…あの工場かな…工場にたどり着くまでにエライ時間がかかった場所がありましたが…そこで休憩しておりますｗ

[9. HOKUSEI]

エンディングはぽかんとしますよｗ　なんか妙に呆気なくて。
ただラスボス戦の「仕掛け」は１も２も面白くてちょっと感動したりします。

雰囲気や曲が大好きで、ボーカルアレンジされたＣＤを当時延々聞いてました、たしかメインテーマは教科書にも載ったとか、おすすめです。

それと小学館から出てた攻略本が素晴らしくて、欧米の風景や人物写真満載の観光ガイド風の出来になっていて見ているだけでも楽しめます、人気あって復刻もされましたから機会があればご一覧を。

[10. とーます]

素のサントラが無い……無くない？その辺ちょっと困ったちゃんですね

アドバンス版の初代はなんかエンディングが追加されてるんでしたっけ？いいな〜

[11.]

＞とーますさん
素のサントラって、コレ？
ttps://columbia.jp/suzukikeiichi/

[16. とーます]

>>11
あるー！ある！けどもdisc2って……
足元見られてる気がするぜ……

教えていただきありがとうございますm(_ _)m

[12. ごろんた]

どメジャー作品、キターーーーーｗｗｗ。
１作目はファミコンでやりました（その後、知り合いにツインファミコンと一緒にソフトまとめて安くお譲りしてた中に入っていた模様(^^;A）
ＧＢＡ版の『ＭＯＴＨＥＲ１＋２』と『ＭＯＴＨＥＲ３』持ってますが、いつでもやれると思うとやらないもので・・・(^^;A。

[13. ＤＳＴ]

雰囲気いいですよね
グラフィックが、のっぺりしてる感じがありますが、そこを逆に利用してる感じもします

糸井重里さんは「徳川埋蔵金」とかやってたんですか・・・
コピーライターというのは知ってましたが、バラエティタレントのイメージが強いですよね

・・・私は全然遊んでいないので・・・遊んでみるか

[14. 通りがかりのゆうすけ]

当時のRPGと一線を画したスタイルは流石糸井重里という感じです。
斜め移動とかキャッシュカードとかテレポーテーションとか。
また敵が印象的ですね。序盤はお兄さんがお兄さんのテーマで「お前のお母さんは泣いているぞ！」とか叫んでくるけど、ストーリーがシリアスになっていく中盤から敵もだんだん凶悪になってきて、終盤なんてもう。。。
あとなによりもBGMの良さ。強敵 BGM、スノーマン、Eight Melodies、などなど。

私は発売当時ファミコンがなくこづかいも少なかったので、これのゲームブックを読み込んだのですが、ゾンビ電車とかあいのことばの缶詰とか、ゲームシナリオを良い感じに膨らませた内容で面白かったです。なつかしいなあとゲームブックの検索をしたら、こっちも中古価格高騰してるんだけど。。。

[15. 名無し]

あのCMって音楽とかも含めてラピュタを意識してるなと思ったの私だけですかね
クソメガネはあいつマジで現代版サマルトリアみたいなスペックだからなあ…かと言ってもうひとりの方は中途半端に参戦してきて結局途中離脱だし…
本作のストーリーは恐らく当時人気あったUFOや宇宙人ネタからなんでしょうけど
従来のRPGみたいに魔王がいる、世界も危機、みたいなわかりやすい図式より一見何事もない世界の一部で異変が起こってるという本作のような方が実はジワリとした怖さがあるんですよね
FC時代といえば「この先は君の目で確かめてくれ」タイプの攻略本ばっかりでラストまで載せてる物などなく本作攻略時はラスボスの倒し方に難儀しましたw
あんなの普通わかんねぇよ…しかもあれのコマンドは数ターン経たないと出てこない仕様だし
というか当時自分どうやって見つけられたんだろう
まぁラスボスがバットでやられたんじゃあんまりですからねえ…
エンディングがやけにアッサリしてるのは容量使いきっちゃったからだそうです
ということは本来ならもっと色々賑やかなエンディングになる予定だったんですかね
ストーリーの途中で父親が唐突にプレイヤーの名前を聞いてくるというメタ要素は面白かったですね
あまりにさりげないんであれがエンディングに繋がる重要な話と気づかずノリでアホみたいな名前を入力した悪ガキッズ達は違う意味でエンディングで泣いたとかw
この手法は1度ネタバレしたらそれっきりだから本作以降同じ手を使う作品は出なかったんでしょうね
本作で面白いと思ったのはフィールドが切り替え方式ではなく地続きということで
本来電車で移動するところを線路を歩いて移動する事も可能というところです
トンネルの中までしっかり歩けるように作ってあったのは感動すらおぼえましたw
まあこの移動速度でテクテク歩くんで地味に時間はかかりますがなんか映画スタンドバイミー気分を味わえて楽しいですよ

[17. 何となくPS派]

これ私もSwitchオンラインで1初めてプレイしましたが面白かったより正直結構戦闘バランスキツくて
疲れましたね終盤ホント鬼のようなエンカウント
2でだいぶ遊びやすくなったんだなあと思いました

[18. 怒りの王子]

手元の資料によるとこの初代以上に2は開発に時間かかり、一時はお蔵入りも懸念されたとなってますね

有野さんがたしか2に挑戦しましたが糸井さんとの対談もありましたよ

シリーズは全てプレミア価格になっているので配信やダウンロードは有難いですね笑

[19. そろもん]

「エンディングまで、泣くんじゃない。」 はコピーライターの一倉宏さんが作ったフレーズですね
「きれいなお姉さんはすきですか。」「うまいんだな、これがっ」などで有名な人です

糸井さんがインチキ考古学の人というのも間違いないんですよね
元々サブカルのブームに乗ることが得意でプロデューサーと居酒屋で飲んでいる時に
たまたま親子三代にわたって埋蔵金を探している人が話題に出て当時の超能力ブームとくっつけて
超能力で埋蔵金探そうぜ！と面白半分に立ち上げた企画なので…
ヒロインがパー子、どことなく似ているとはいえゆうすけも不憫なｗ

[20. 昭パ]

山内組長「謳い文句は糸井重里プロデュースや！」
糸井「組長もっといいのがあります」
組長「なんやゆうてみ」
糸井「名作保証」ﾄﾞﾔｧｧｧ
組長「ええやん」ふんす
流石としかいいようがありません

作中でどせいさんが出てきますが
これって所謂ゆるキャラがファミコンに初めて出てきたケースなのでは？
そんな面でも新しかったのか･･･

[21. ひろろ]

未だに遊んだことは無いです〜。謎解きがあるのですね、、、任天堂なだけに！任天堂の謎解きは向いていなくて(^◇^;)

[22. SatKaza]

まず驚いたのは「斜め移動」

1/5760でビビった当時。
まんまスタンド・バイ・ミーみたいな感じ。
テレポートがバックトゥザフューチャー
ばりの助走必須なのがわらえます。
モンスターも倒すだけでなく
「おとなしくなった」「我に返った」
ていうのも好き。お金も倒した時に
入手じゃないアイディアもすごい。

音楽も大好きです。DPCMで鳴るドラム
が好きでした。ウインドウ開けるだけで
消えるドラムパート。

GBA版は曲が「・・・あれ？」なのが。
うう。
クライマックスのあの曲は今思い
出しても涙が出てきます。
世界観が大好きでした。

[23. はち助]

雰囲気が良いんですよね～こう…良い意味で子供の冒険かつ危険もユーモアも身近なところからじわじわ広がる感じが。
2も名作だと思いますがなんだか幻とか精神的な要素が増えまくって理解しにくい有耶無耶な展開が結構有ったのが好き嫌い別れるところでしょうね。私はストーリーは1の方が好きです。
エンディングがかなり簡素な事も有名ですが、GBA版ではNESで追加されたものが収録されてるらしいですよ、といっても演出も録に無くテキストほんの数行らしいですが。
ああ、あと素人漫画ですがニコニコ漫画に投稿されてる「漫画で勝手にMOTHER」がとても本作の雰囲気を上手く表現していて面白かったです。泥臭い展開も多いけれど、それこそ子供の限られた体力・知識で頑張ってる感じがかなり良かったです、特に後半。

[24. 弁当箱３６０]

＞HOKUSEIさん
へぇ！！ラストまでは何時行けるかワカランですが楽しみにしてみますわｗ
しかし、サントラも数年前に復刻された気がしますし、最近だと、海外勢がGBに勝手に移植（英語）なんかもやってるらしく…ヤッパリ人気があるんだなぁ…っと

[25. 弁当箱３６０]

＞とーますさん
他の方もリンクを貼ってくださってますが、MOTHER MUSIC REVISITEDのデラックス版にオリジナル音源ディスクが入っているそうです。

[26. 弁当箱３６０]

＞ごろんたさん
初めて触れましたわァ…流石はメジャー…凄いぜ！！
GBAのMOTHER１＋２は裸カセットを買っておいたんですよねぇ…何となく！
レトロフリークに入っているので、レベル上げの倍速プレイが出来る！って事でGBAを進めてますが音がナァ…ｗ

[27. 弁当箱３６０]

＞DSTさん
何だか無機質感がちょっとゾワゾワするというか…そこがまた雰囲気があって良いんですよね
私は随分経ってから埋蔵金は本職ではないということを知りましたが、印象としては矢追純一辺りと同属性の人だと思っていましたｗ

[28. 弁当箱３６０]

＞通りがかりのゆうすけさん
キャッシュカードシステムは驚きましたねぇ
道中に普通のオッサンに襲われたりするのにも驚きましたｗ
BGMは非常にイイデスネェ…スノーマンってのは相当いい曲らしいので…頑張りたい所ですｗ

ゲームブック…調べてみたら、ガヤでの買取額もなかなか…
販売している所だと諭吉行ってますネ…ｗ

[29. 弁当箱３６０]

＞名無しさん
何と言うか非常識な状況が常識になる怖さみたいなのは感じましたねぇ
おっと、チョッピリネタバレがありそうだから逃走しますぜ！？

[30. 弁当箱３６０]

＞何となくPS派さん
鬼のようなエンカウント乱数ってアリマスヨネ…
出ない時はホントでないくせに…ｗ

[31. 弁当箱３６０]

＞怒りの王子さん
へぇ…！
確かMOTHER２はCMがキムタコでしたねぇ…CMにもなかなか銭を…ｗ

[32. 弁当箱３６０]

＞そろもんさん
きれいなお姉さんはすきですか？…ありましたねぇ…スッゲェ印象に残ってますわ！
うまいんだなぁ～これが！！も…スゲェな！

徳川埋蔵金ってそんな経緯がアッタンダ…
掘りすぎて、一戸建まで潰してたところは覚えておりますが…
しかし、埋蔵金に超能力コラボとは…ｗ
…っで、結局何も見つかってないっぽいし…ｗ

[33. 弁当箱３６０]

＞昭パさん
謎のキャラ…どせいさん…このゲームからの登場だというのはココ数年知ったことナンデスヨネｗ

[34. 弁当箱３６０]

＞ひろろさん
私は今回初挑戦ですが、流石は任天堂…って感じでしたねぇ…
まだクリアは相当先ですが…ｗ

[35. 弁当箱３６０]

＞SatKazaさん
確かに！あのナナメ移動にはびっくり…
思えばクオータービューじゃん！

GBA版はレトロフリークに入れているので倍速で快適にはなりましたが…ホント音が…ｗ
FC版を探してレトロフリークに入れてやろうかしら…

[36. 弁当箱３６０]

＞はち助さん
冒険へのつじつま合わせが秀逸というか…物語の広がり方もなかなか良いんですよねぇ
１をクリアしたら２も…っと思いますが…今のペースだと何時頃クリアできるだろうか…ｗ因みに某企画の為にモゥ４日くらいやってませんわぁ…

[37. ヘイムダル]

「MOTHER」ですか。
FC版を後半の難易度の高さに苦しみながら、プレイした日々を思い出します。

>ゲームバランス
ぽえん様ご指摘のように、バランスの悪さは多くのプレイヤーを泣かせましたね。
「関所」的なボス戦が少ない（スターマンの息子とドラゴン位。R・703○系のボスはイベントバトル的なものなので、自力で倒して突破する「関所」とは言い辛い）分、ダンジョンの広さやザコの強さ、LVアップの遅さに苦労する形でした。
その中でも、苦労する場所はこれらだと思います。
●ダンカン大工場（プレゼント箱は無視して最深部のロケットのある部屋を目指す。「パンくず」は街に戻る用とダンジョン内での再開地点用を2人で使い分ける。プレゼント箱の回収は3人になってからLV上げついでに。2個目のフランクリンバッヂは必ず確保する事）
●幽霊屋敷（イベントをいくつかすっ飛ばしてきたようなザコの強さと、回復が不自由する町にあるのが辛い。幸いボスはいないので目的を達成したら即「めのうのつりばり」で脱出）
●ラストダンジョン（まともに殴り合うより瀕死・一撃必殺系のPSIが戦いのカギを握る。女の子が「シリーズ最強の才媛」と言われるのも納得だが、大器晩成型なので突入前にLV上げを入念に）
序盤、ピッピを救出してもすぐに町長の元に報告に向かわず、ピッピがいる間に動物園近辺で主人公のLVをひたすら上げたのは、誰もが通った道でしょう。主人公のLVを上げておくと色々と助かる局面が多いために。

[38. ヘイムダル]

>GBA版「MOTHER1」
調べた所によると、プロトタイプ版のROMがオークションで海外に流出した物がベースとなって「北米版」が作られ、その「北米版」にさらにいくつか追加要素を加えたもの（いくつか消されている要素もある）がGBA版のベースになっている模様です。
ttps://w.atwiki.jp/nitendo/pages/5314.html
SFC原版・GBA版・バーチャルコンソール版でそれぞれセリフ回しが異なる（下品・暴力的な言い回しが変えられている）が、ゲームの大本はほとんど変わらない「MOTHER2」とは改変の形が違うのは不思議なものですが。
SFC原版のセリフ集がこちらのサイトにありましたので、いつか「2」をプレイされる時の参考にどうぞ。
ttps://soto.aikotoba.jp/mother/mother02.htm

>トンネルを抜けて
「徒歩でトンネルを抜ける」というのは、映画「スタンドバイミー」気分を味わえるのもそうですが（GBA版ではトンネル内に骨があるという、元ネタを意識した追加要素もある）、「関所」ポイントであるダンカン大工場クリア前に女の子を先に仲間にするという、一風変わった進行にも一役買っています。
GBA版では何とトンネル内に砂漠で遭遇するザコ敵が登場するようになったため、ダンカン大工場を先に攻略した方がまだマシな状況になってしまいましたが…

[39. 弁当箱３６０]

＞ヘイムダルさん
へぇ！！プロトタイプが流出して…それが追加とは何だか珍しいというか何と言うか…ｗ
しかし、任天堂のゲームでも表現変更とかで色々と変えられたりするんですなぁ…

[40. ヘイムダル]

>移植での修正について
「MOTHER」でも、GBA・バーチャルコンソール移植版では敵の持つタバコやナイフが消えていたり、敵が服に浴びた血が消えているなどの修正がなされています。
また、固有名詞（ドラクエ）が「あのゲーム」、「ストリップ劇場」が「例の店」という曖昧な表記にされるなど、セリフ回しにもいくつか修正がされてます。
「MOTHER2」の場合だと1994年当時では平気だった下品・暴力的な言い回しが移植される度に変更されていますが、当時の洋画によくあった「スラング」（当然下品・暴力的な言い回しも多い）を再現した形が、時代の規制で移植の度に変わっていく様を見るようで興味深くもあります。

>マザー百科
自分が一番気に入っている部分は、キャラクターたちの紹介の部分ですね。
冒険の中とはまた違った日常の部分が垣間見えるとともに（主人公は野球は見るのもやるのも好きだったり、女の子は日本のペンパルから貰った矢野顕子のレコードを大事にしている等）、色々と意外な一面（眼鏡は意外と「ベン・ハー」や「スーパーマン」といった映画好きだったり、不良は人の厚意を無下にできず差し出されたイグアナをペットとして飼っているなど）が見えたりするため。
糸井重里氏の意外なお仕事としては、「成りあがり―矢沢永吉激論集」の構成・編集が挙げられますが、不良が日系人の子分にこの本を薦めて貰い、異国のロックスターの魂を感じ取ったとの事も、発売当時、日本のサブカルチャー系書籍の英訳本などは殆ど出ていなかったでしょうから、不良は和英辞典片手に独自に英訳して読んでいたのかもしれません。
こうしてキャラクターたちの想像を膨らませるのも、楽しみの一つです。

[41. ヘイムダル]

>ラスボスの倒し方
ジャンプ放送局でも「『うたう』のコマンドに気が付かず、延々と戦い続けた」という投稿がされるあたり、ノーヒントだったのは問題があったのでしょうね（一応255ターン耐えれば「勝負がつかない」と表示され勝利扱いになるが、そこまで耐える事が無理）。
「2」では「ある人物」がラストバトルで主人公たちを嘲る中に、ラスボスを倒すヒントを紛れ込ませる点で改善したのもそうですが、4人パーティーになり、役割分担ができる事でラスボス戦で詰みにくくなったのも大きいかと。
「1」だと3人全員無事な状況ならば比較的早く攻略できるのですが、LVが低いと他2人があっさり倒れ、1人で回復しながら『うたう』しかないという状況になるので、低いLVでは詰む危険性も高いです。
どちらにしても、「サイコシールド」（PSIなどの属性攻撃を半減する）を1ターン目に全員に使うのが戦いの鍵という事は確かかと。

>ゲームブック版
これまた懐かしい。かなりうろ覚えの感がありますが、ラストバトルで後の「3」のタネヒネリ島を思わせる描写があった事を覚えています。
ゲーム本編の描写が希薄な事、ゲーム本編のネタバレ防止のためこうした描写になったのかもしれませんが、本質的な部分でよく似ているためか、「CEROやコンプライアンスの枷がないタネヒネリ島」があるとしたらこんな感じだったのだろうか…と思い起こすような内容でした。