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PCエンジン…３０周年…だと？

…そりゃ私もオッサンになる訳ですわ…

さて、私がPCエンジンと出会ったのは、小学校の３年生だか４年生だかの頃…
欲しいとは思いましたが、どうこうできる年齢でも無く…
突然父が白PCエンジンを購入してきたことが切っ掛けでしたねぇ

ハードと一緒に
・THE　功夫
・ビックリマンワールド
・カトちゃんケンちゃん
・R-TYPE
この４大タイトルも買ってきてくれたと…

当時は何でこんなに！？しかも突然！！

何というか仕事の都合上休日に家族でという生活は無く
暇を持て余す子供に対してせめてゲームくらい…っという感じだったのかしらと…
なかなか相手のできない甥と姪に対してゲームを与える歳になって思いましたねぇ…

お陰で私はこのような若干ファンタジーなオッサンに育つ…
…甥と姪は…反面教師ってヤツですかねぇ～早々にゲームから卒業していきましたねぇ…

オカシイナ…バレていないハズなんだけどなぁ…

さて、PCエンジンですが最近はめっきり起動することが無く…
己がNEC信者なのだというアピールは私の未だに使い続けているN-01Eという携帯電話だけ…
そんな携帯電話も車の中に二日間放置するという体たらくだったり…

さて、当時を振り返ると…愉快だった反面不愉快な事も結構ありましたねぇ…
PCエンジンというハードは…今の言葉で言うならばニッチなハードでして…
小学生で所有するというのはなかなか有り得ないハードでもありました。

グラフィックは当時私の知る中では最高峰！
まぁ、比較対象がファミリーコンピュータくらいしか無かったですが…

たまーに今の時代、耳にすることがあるんですがねぇ…
PCエンジンのゲーム画面を見て、ナニコレ？ファミコン？っとかいう若造ッ！！！
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コレがファミコン！
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コレがPCエンジン！！！

全ッ然違うだろっ！愚か者めッ！！出直せぃ！！！

まぁ、それは置いといて、PCエンジンを持つ者は羨望の的…になると思っていましたが
私の転校した田舎の小学校では異端扱いされていましたねぇ…

ワンダーモモを持っているだけでスケベ扱い！！
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自慰行為という行為を知らない小学生としては、この画面を見る度に下半身に違和感が…

この…ファミコンというハードでは味わえないエロさが私の性欲を掻き立てましたねぇ…
故に、性への目覚めというのは周囲に比べて早かった気がします。

同時に人と違う事をやって何が悪いのだ！？
っと協調性の無いひねくれた性格になったのもこの頃カシラ…

さて、っと言う訳で割と孤立した小学校生活を過ごすのですが
得られないものは己から獲得しにいくものだ！！っと視野を広げました…
ACゲームのあるチョット遠くの駄菓子屋やら怖い人が溜まっているゲーセンに足繁く通っていた私は、他校の連中と仲良くなりました。

そこはモゥPCエンジンの話が通じるオアシスのような世界…
確か、そこで出会ったゲームがモトローダでしたねぇ～

最大５人で遊べるという当時としては破格のパーティーゲーム機にも関わらず、コレがPCエンジンを手にして初めての５人対戦！！

感動しましたねぇ…こ…こんなに面白いゲームがこの世にあったのか！！っと
同時に、そこの兄が所有するCDロムロムなる未知のマシーンを目にして愕然…

コレを所有する人間が存在するなんて！！！

驚きましたよ…声が出るんだぜ？凄すぎるだろ？

友人兄の部屋にはPCエンジンの雑誌やら何やらがわんさか…
当時は雑誌を買う金があったらゲーム買うわ！っというスタイルでしたが、考え方が大きく変わりましたねぇ…お年玉を溜めて…CDロムとか買ったし…

感動しましたねぇ…CDロムロムは…なにせ声が出るんですから…
まぁ、CDロムロムの話は置いといて…

そして中学へ…
中学生になり、複数の小学校が束ねられ、知っている顔も同学年になったり上級生に居たり…
そんな感じでPCエンジンライフは加速する！！
…っと思われたのですが…トンでもねぇ物が発売され…一気に世界が変わりました…

スーパーファミコン…ストリートファイターⅡである…

PCエンジンライフとともにACでも遊んでいた我々に…家庭用でストⅡ！？
そりゃもぅ飛びつきましたよ…連日PCエンジンを忘れて対戦対戦…！！部活も辞めました！！

ヤッパリ…スーパーファミコンはすげぇなぁ…
そんな事を思いながら、部活も辞めて暇になった私が向かったゲームショップで目にしたのは…

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卒業グラデュエーションである！！

ココから…ACゲーム、パーティー対戦ゲームをこよなく愛した男が…
ギャルゲーデビューを果たすのである！！！

全身性器のような性欲を持て余した時代…
中学生が女子高生の教師をやるというのは何とも不思議な感じではありますが…！

原画の竹井正樹氏に惚れ惚れしましたねぇ…
そこから…同級生というタイトルにたどり着くのにそれほど時間がかかりませんでした…
この頃から私のエルフが世界に残した最高のゲーム…同級生への憧れと信仰が始まりましたねぇ…

まぁ、その話をし始めると多分終わらないので…

そこからはモゥ…ドラゴンナイトⅡ
うき乳首にだけ釣られ買ったパステルライム

とにかく世界が変わった…俺は…この世界で生きていくッ！！

いやはや…仲間を作りましたねぇ…
とにかく、PCエンジン未所有者には、CDロムとPCエンジン本体を貸し、ドラゴンナイトⅡの素晴らしさを広め…
勉強なんてくそくらえで各地でPCエンジンのプレゼンに努めておりました…

そんな中学生活を送り続けた結果エライことになりましたねぇ…
神奈川出身で同世代なら聞いたことがあると思いますが、ア・テストってのがあったんですよねぇ…

私ネ…全く勉強しませんでしてネ…
さらには、昼休みに学校を抜け出して予約していたPCエンジンのゲームを買って来て…
我慢出来ずにそのまま帰宅したり…
中間だか期末の試験だかの時は、サボって天外魔境風雲カブキ伝をやっていたという始末…
それはそれはヒドイ中学生でございました…

まぁ、その結果、何だココは！？っという高校に通うハメになりましてねぇ…
…流石に堪えましたねぇ…今度こそ真面目に生きようと思った高校生活初日…

やたらとハツラツとした男が近づいてきて私にこう言ったんですよ…

あのさぁ…卒業ってゲーム知ってる！？

！？

その男とは無言で握手をしましたねぇ…中本（仮）との出会いでした…

さて…話が脱線して、まるで遺書を書いている気分になってきましたがァ～
この将来設計が無いままに将来が近づいてきているファンタジーな中年を形成したのはァ
間違いなくゲームであり…PCエンジンであった！！！

おのれ！！メガドライブめ！！！！


とりあえず３０周年オメデトウ…PCエンジン…