
天外魔境2卍MARU(ハドソン)
ジャンル:RPG
環境:PSゲームアーカイブス
さてさて...入院していたからゲームができませんでしたなんて情けねぇ事は言えぬ!
入院している時だからこそ!!
どんなに足掻こうが出れない今だからこそ!!!
超大作RPGをクリアするチャンスじゃねぇか...
その気持ちにたどり着くのにエライかかりましたがぁ...
約25年ぶりの天外魔境2...
不屈の名作...超大作RPG...サウンド演出何もかもが当時ずば抜けていた作品でございます...
とにかく凄いことは間違いない!!
遊ぶための環境もすごいものでした...
そんじょそこらの貧乏人じゃこの素晴らしさを体感することもできねぇ!!
PCエンジンはなぁ...スーパーCDロムロムはなぁ...くっそ高いんだよぉお!!
そんなこともあり、私は非常に雲の上の存在気分で天外魔境2をプレイ...
すごすぎるサウンド、声が出るというテクノロジーに酔いしれながら...スッゲェ時間をかけてクリアした記憶がございます。

全く写真を撮っていない攻略ブログの屑...
体験版でも戦えた、死神兄弟...
彼らが当時与えてくれた凄さは、祭の風景が一変...暗黒蘭にて地獄に変わるあのビジュアルシーン
あれはモゥ圧巻でしたねぇ...
ゲームを超えた世界をぉおお!!私は体感している!!!
あの高揚感は得難いものがありましたねぇ~
さて、画像は「きくごろうえらい」ですねぇ
このゲームには、アナログなギミックが結構あって、これもまた愉快でした...
すっげぇハイテクなのに地味な事をさせてくれるのが、すごいリッチな感じでねぇ...
ビジュアルシーンもしかり、カッコいいところだけではなく、笑いどころでも全力でビジュアルシーンを入れてくる!
非常にバランスが良いんですよ...ええ!!

さて、べた褒め状態ではありますが...
死神兄弟による他のゲームとはひと味も二味も違うところを見せつけたあと...
派手な演出で登場するカブキ、菊五郎のやりとりで、カッコいいだけを取り上げるんじゃねぇという面白さをアピール...
そして、その頃には、他のRPGとは驚くほど世界の広さがとんでもねぇんじゃねぇか!?っと思わせるボリューム...
蛤姫で何やらイヤらしい気持ちにさせられ...
マントー2でほっこりして...とにかく色々なキャラが登場する序盤戦...
全く退屈しなかったキャラとのやりとりも中盤以降になると...
25年も経つと「お前なんて居たっけか?」ってヤツも出てきたりしますねぇ...

まぁ、彼は微妙に覚えていましたが...
ここらになると、キャラとのやりとりよりも、連戦連戦という感じで...
さらには、ボス戦が非常に長期戦になりまして、ストーリー進めるよりもボスの方が長くね?っという錯覚に陥ったり...
ここらになると、当時を思い出した!!っという内容が、スッゲェ長期戦で辛かった...っとか
どうやって倒したのか覚えてねぇ!!などなど...楽しかった思い出よりも苦い思いでの方が多くよみがえりましたねぇ...

さて、右手が恋人のガーレンは良いとして、悲しみのデュークペペ戦後の超大物ぶったマンモス野郎...
こいつは当時から空気でしたねぇ...
3人で戦う前提なので弱い...
今回のプレイだと、骨の霊薬が技回復になっていたので、骨の剣で術使い放題!!
軍火だか神火だかでもりもり削れてあっという間の戦いでした...
まぁ、初プレイ時は頭の悪い中学生だったので、ゴリ押しゲーだったでしょうがぁ

そして、マンモスを完全に空気にした衝撃的なイベント...
あの清楚系清楚の絹がブチ切れる、鬼が怒るとかいてキヌイベント...
衝撃的だったよ...あのパワー...ボスの弱さを考えて連戦があると思いきや、一人血の海に沈めるというあの恐ろしいイベント...

ゲームアーカイブスだと規制がされている!!っということですが、これでも結構過激...
規制なしだったときって、もっとエグかったっけか!?

しかしながら、ここまでがピークというか何というか...
時には伏線もなく道を塞いでいるボスがとんでもなく強かったり、火力だけならヨミの半分の火力がある人だったり...
当時の印象としては、レベルをどれだけ上げれば楽になるのだ!?っと...
戦闘の長さが辛くて辛くて...でも、新たなイベントが楽しみで楽しみで...
鋼鉄城に乗ったままボスと戦えねぇだろうか...バグってくれねぇかな...っとか思ったものですねぇ...ええ!!

思い出しただけで憎悪が...
三博士が合体して最後に立ちはだかった...ここを当時クリアしたときは全く記憶に無い!!
とにかく若干知恵のついた今回のプレイでも長期戦の末に全滅3回...

ギリギリのギリギリでなんとか倒しました...
あの凍らせるビームがマジで腹立たしい!さらには全体攻撃に守備力を下げる行動...
中盤になると、そんな3連続攻撃を2回連続やってきやがって...
ゴリ押し主義というか、当時は補助魔法もロクに使わなかった私は...どうやって倒したんだろうか...
覚えていることは...七福玉を大量に買い込んで...運ゲー...
そうだとしたらどれだけ細い確率を勝ち抜けたのか!?逆にすごくね!?

そしてとうとう現れたラスボス...ヨミ第一形体...
なにもかも忘れているけども、お前だけは覚えているよ...どれだけお前を倒すのに当時時間を費やしたか...
圧巻なのはそのHP...
たまーに攻撃をしてこない事をいいことにやりたい放題やっていると、のしかかられて卍丸が戦闘不能になるという...
薄い記憶の中で、七福玉は8個まで使っていいというマイルールを思い出しました...
まさか...そこまで運に依存して戦っていたのかと、全うな戦いをしつつ当時の無茶っぷりに震えております...
さて、最先端の戦い方は非常にスマートでした...
極楽に守備でかばうを選択させ、常に城壁をかけつづける...
これにより、すべての攻撃は極楽が受けてくれる上に無効に出来るという凄いけども味気ない戦術...
当時の私がこれを知ったら膝から崩れて咽び泣くでしょう。

そして...25年ぶりだな!!!
私の記憶違いではないと思うんですが...ここでヨミにやられると、また第一形態からなんですよね...
たしか、心のそこから絶望したので間違いないと思うんですが...ほんとどうやって当時クリアしたんだろうか...

全体攻撃を2回連続でやってくるというラスボスらしいラスボス...
まともにくらうと...300以上かしら...当時はイキナリ落とされたりしたもんですわ...
ここも、現在の天外魔境Ⅱ攻略においては...第一形態と同じく、極楽に守備からのかばう、そして城壁にて無効化...
卍丸を集中回復して卍切りをやりまくる...っという戦術...
こうして戦うと...それ以外にどうやって倒すんだ?っと思えてしまうほどの強さである...
しかし、こんな無茶なボスに対して、何度も運ゲーをけしかけていた当時の弁当箱少年の不屈の精神には驚かされる...
今の私ならば、こんなん無理だよぉおお!!インターネッツ助けて!!!っと逃げ出すというのに!!!

エンディングは君たちの目で確かめてほしい!!!

さて、今回のプレイ時間は...40時間...案外短い...
私の記憶がたしかならば、当時はクリアに60時間くらいかかった気がします...
途中で、無駄に黄金虫の卵での金策をを数時間やっていたので、それを差し引けばもっと早く...
他にも、無駄にレベルもあげていたのでそれを短縮すればもっと早く...
そう...なにも入院中でなければクリアできないほどの超絶ボリュームでもなかった!!!
しかし、非常に良いRPGです...
同世代だと、ほしかったけども手が出なかったり、手に入れられる頃には時間が作れなくて遊べないとか...
まぁ、色々とあるでしょうが、一度は通しで遊んでもらいたいRPG...
こうして25年ぶりくらいか...クリアした印象としては...
よくぞ25年前にこんなゲームを作り上げたものだ!!っという関心と、当時手にして遊ぶことができた幸福...
まぁ、思い出した記憶は苦いものだらけではありましたが、それでも、リアルタイムで楽しめたという経験は何者にも変えがたいものがございます。
当時は本体だけで5万...非常に高価なPCエンジンタイトルでしたが、今では間口は非常に広く...
PSPの天外コレクションに、vitaやPSPのゲームアーカイブス...来年の3月にはPCエンジンminiにも収録されます。
無修正版の本家本元がどう考えても最高ですが、機会があったら是非遊んでみよう!!

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